奇跡の象・ニンノンは 少女を覚えているかな?





  
 象は知能が高く 頭のいい動物であることは よく知られています。 昨日からの続きです。

人間の行動もよく見ているそうで、AさんがBさんの前で、ペコペコしているのを象に見られたら、
その象はAさんとBさんの上下関係を理解して、Aさんの言うことを聞かなくなるといいますヨ。
まるで、人間社会の一部をみるようです (苦笑) ・・・

 

さて プーケット島を襲ったスマトラ沖地震の際、アンバーちゃん 8歳 (英国人少女) を背中に
背負って助けたニンノン (4歳) の子象。 あれから12年近くが経ちましたが、16 歳になった

“彼女” は現在、「戦場にかける橋」 で有名なクウェー川鉄橋があるタイ西部のカンチャナブリ県
(バンコクから約3 時間) で生活しているそうです。 16 歳は人間と同じで まだ 未成年ですって。

飼い主は、象をトレーニングして30年になるソムヌック・シッチャナさん (52) ですが、津波が襲った
2004年は彼の親戚が飼っていたそうで、プーケット島のバトンビーチに甚大な被害が出たため、

 
 <ソムヌック・シッチャナさん>

なるべく 象たちをより安全な所に移したく、翌年に8ヘクタールある敷地のカンチャナブリ県の
エレファント・キャンプに預けたと、ソムヌックさんは語っています。

津波に襲われるという壮絶な体験をしたこともあり 気分を変えさせるため、ニンソンから 「バイトーン」 に
名前も変えました。 バナナの葉っぱという意味ですが、以前の場所・パトンビーチに響きが似ています。

バイトーンは、人間からすれば見上げるほど大きいですが、他の象に比べると少し 小ぶりだとか。
カメラを向けると、恥ずかしがり屋なのか、ゆっくり後ずさりします。 バイトーンはとても良い子
だそうですが、まだ 未成年ですから時々いたずらもするようで、まだまだ子どもだとか ・・・

 
 <今や人気者のニンノン (バイトーン)>

英国でも、奇跡的に救われたアンバー・オーウェンさん (現在 20歳) のエピソードが演劇の
題材になり、メディアで再び取り上げられました。 同時にタイの地元紙が6月に入り、

バイトーンの居場所を報道したことで、キャンプを訪れる人も次第に増えていると聞きます。
「ニンノンはどこ?」 と聞いてくる人が多く、また人気者になっているようですヨ。

 
 <8歳と20歳になったアーバンさん>

ニンノン (バイトーン) が健在であることは、英国にいるアンバーさんの耳にも入っているらしく、
「ニンノンにぜひ会いたい。 年内にはタイに行きます」。 そんなメッセージが届いているといいます。
感激の再会シーンを立ち会ってみたいですネ。 
 果たしてニンノンは、アンバーさんを 覚えているでしょうかネ。