タイの副首相 宝飾品を申告せず、どう釈明する?

     




 歌手のトゥーンさんが、タイの南北を縦断しながら11億バーツ以上の寄付金を集めたことに
「トゥーンさんを首相に」といった声が上がった裏には、こんな話もあるからでしょうか?

それは 現在、プラユット政権のナンバー2であるプラウィット副首相 兼 国防相(72)に
「無申告 高級腕時計事件」が起きて、タイ国民の反発を買っているからかも知れませんネ。 

 

実はタイにも、閣僚の資産申告制度があって、各閣僚は その就任時に「汚職対策委員会」へ
資産申告書を提出しなければなりません。 退任直後にも、再報告が義務付けられています。

宝飾品もしかり、資産報告書に記載されていなければなりません。が、プラウィット副首相が
身につけている高級腕時計などが記載されておらず、資産隠しの疑いが浮上しました。
そこで 国家汚職追放委員会が 調査に乗りだした為、世間を騒がしている次第です。 

 
 <初閣議後の新閣僚 記念撮影> 

ことの発端は、1枚の記念撮影の写真から始まりました。

先月24日、5回目の内閣改造が行なわれましたが、4日に新内閣による初閣議があり、その際に記念
撮影が行なわれました。この撮影時に「太陽の光がまぶしい」と手で顔を覆ったプラウィット副首相の

右手に、燦然と輝くスイスの高級ブランドの腕時計とダイヤモンドの指輪がひときわ輝き、その指輪と
腕時計に世間の注目が集まりました。 そして、その話題がネットで瞬く間に広まってしまいました。

しかし プラウィット副首相が2014年に提出した資産申告書には、銀行預金のみを記載、宝飾品は
ゼロと報告されていましたから、14年6月以降に これらの宝飾品を購入したことになります。

 
 <これで高級腕時計などが目立ってしまいました>

そして ご親切にも、政府高官の不正を追及するSNSの運営者が 過去の報道写真などに写っていた
プラウィット副首相の腕時計を調べました。 すると、リシャール・ミルの12万5,000ドル

(約1,420万円)の製品をはじめ、ロレックスやパテックフィリップなど9種類の高級品をして
いたことが判明、それを公表されてしまいました。 これで現在 窮地に立ってしまっています。

 
 <リシャール・ミル>

さらに指輪とあわせ 判明しただけで少なくても、驚くことに 8,700万バーツ(約27億円)
相当のアクセサリー類を持っている可能性があることも報道されてしまいました。

国家汚職防止委員会は、これらの時計が閣僚に義務付けられている資産公開のリストに、なぜ含まれて
いないのか、来年1月8日までに報告を求めています。最初に指摘された際は、裕福なビジネスマンの
友人から借りたと説明していましたが、後からいくつも出てきて、どう釈明するか注目されています。

 
 <どうす説明するのかプラウィット副首相>

プラウィット副首相は一昨日、記者団から疑惑について問われましたが、無言を貫いていました。
仮に故意に虚偽の申告をした場合、国家汚職防止委員会は、役職からの解任・5年間の公職就任停止・
10,000バーツ以下の罰金か6カ月の服役、ないしその両方 … … 等々の命令を出す権限を持っています。

プラユット軍政は汚職撲滅を旗印に掲げているだけに、ナンバー2の疑惑は痛手となっているでしょうネ。 
ちなみにプラユット首相は「自分はセイコーだ」と報道陣に見せています。それ以外にも
いくつか腕時計は持っているそうですが、全て資産公開のリストに記載済みとしています。
 プラウィット副首相は8日までに、果たして どんな理由を持ってくるのか、注目ですヨ。  

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