タイのスラム街の子たちも ネパール募金活動を ・・・






 先月25日に発生したM7.8の大地震で 大きな被害が発生したネパールで、3日後には
救急活動を行なっていたタイ政府の救援隊の一部が帰国しました(5月6日)。

現地で医療班が1,300人以上を治療したほか「病院への給水、避難者の散髪などを行なった」
と、報道されていました。 こういう有事の時の対応、タイ政府は 結構 速いですからネ。

 

 そして こんな募金活動も報道で知りました。 

メーデーとして祝日だった1日、バンコクのスラム街 クロントイで長年にわたって活動している
“NGOドゥアンプラティープ財団” が スラム街でネパールの被災者へ募金活動を行ないました。

東日本大震災の時もそうでしたねぇ~ 大震災の直後に行なった募金では、スラム街住民たち
の寄付が約40万バーツ(約144万円)も集まり、タイの人たちを驚かせ、日本でも話題に …

 
<日本人を夫に持つプラティープ・ウンソンタム・秦さん…>

同財団の理事長は 以前にも当ブログで紹介しましたが、アジアのノーベル賞と言われる
「マグサイサイ賞」を受賞しているプラティープ・ウンソンタム・秦(はた)さんです。

 スラム街の環境改善や子供たちの教育支援に取り組み、日本からの支援も多く受け、いつも
恩義を感じていたプラティープさんは、日本への恩返しの気持ちも込めて、阪神淡路大震災の
際に、募金活動を思いついた、というのが切っ掛けとか。 随分と長く活動を行なっています。

 

同財団はネパールの地震発生直後から、日系のNGO団体とも連携して、間接的に支援の
働きかけを行なっていましたが、直接 支援をスラム街の住民たちにも呼びかけました。

世界的にも有名なスラム街クロントイは、各国から多くの支援を貰い、自分たちの環境が
改善されて来たことを実感していますから、一人が募金する10バーツ・20バーツの金額が
僅かでもで、それがネパールの人々に役に立つということが、解っているんでしょうネ。

 
<ネパールの被災者に黙祷を捧げるスラム街の子供たち…>

 募金する人で、多い人で100バーツ(約360円)ですが、住民の一人は、「自分たちには住む
家も食べ物もある。ネパールの人たちは今、家も無く瓦礫の中で暮らしている。少しだけど

助けたいという気持ちだ」と語っている声が印象的です。 ここでもタンブン(徳を積む)の
慣習・文化が出ているんでしょう。 我々 外国人も見習うべき慣習かも知れません。

一人一人は貧しくて出せる額も たかが知れていますが、それが集めれば 東日本大震災のように
そこそこの額になりますからネ。 塵も積もれば山となる、です ・・・

 

 また 目に見えない活動では、日本からネパールへと向かう為にバンコクに立ち寄る救助犬の検疫
作業を、極力早くするようにと空港や入管などに働きかけたのもドゥアンプラティープ財団でした。

生物検疫の場合、普通7日間も空港に留め置かれるそうですが、財団の働きかけもあり、事態を
了解した関係各所は手続きを迅速に進めた為、日本隊はいち早く現地で活躍できたらしいです。
タイだって、やる時はやるんですヨ(笑)。
 今日は、素晴らしい話を知りましたので、日本の皆さんにも知って貰いたくブログにしました。